« April 2010 | Main | June 2010 »

Exile On Main Street / The Rolling Stones

リマスター版のExile On Main Streetを聴いた。

・リマスターになって、従来部分はバラード系の曲がクリアで迫力が出ているように思うが、全体的には60年代のアルバムのリマスター版ほど驚くべき変化は無いように思った。
・未発表曲が今回の目玉だが、特に"Pass The Wine (Sophia Loren)"、"Plundered My Soul"は素晴らしい。ちなみに"So Divine (Aladdin Story)"のイントロは一瞬"Paint It Black"の別テイクかと思った。
・"Loving Cup"、"Soul Survivor"の別テイクも素晴らしいが、特にKeithがボーカルの"Soul Survivor"はMickほど迫力は無いが、ユルい感じが心地よく何度も聴いている。

LPの時は2枚組でCD化された時に1枚になったが、今回の未発表曲を入れて違和感なく名実ともに2枚組のボリューム、内容になったと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「遠距離結婚」

今週のNHK実践ビジネス英語のテーマは"Long-Distance Marriage(遠距離結婚)"だ。

日本で言う単身赴任はそれにあたる英訳は無く、強いて言うならこの"Long-Distance Marriage"に近いらしい。

でも「単身赴任」というと会社の命令で家族と離れ離れにならされたという被害者意識的なイメージが強いが、「遠距離結婚」というと家族との愛の絆、自分の意思が感じられる。

単身赴任経験者の自分にとって「遠距離結婚」はお気に入りの言葉だ。単身赴任当時にこの言葉を知っていたなら少しは気が楽になったかもしれない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

『オイラーの贈り物』/ 吉田武

吉田武氏と言うと、数学書と言うより哲学書のような『虚数の情緒―中学生からの全方位独学法』が有名だが、最近復刻したこれも名著と呼ばれる『オイラーの贈り物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ』を連休にかけてようやく読み終わった。

・最初はオイラーの公式 e^(iθ)=cosθ+i・sinθ (θ=πの時にe^(iπ)=-1となる)を導くための500頁近くの超大作かと思ったが、最初の前提知識の説明に多くの頁が割かれ、オイラーの公式自体はそれらの前提知識を元にすると意外なほどあっけなく導かれているように思った。そして附録の発展的話題に100頁近くが割かれるているのが大胆な構成だと思った。
・自分は、実在しない分、虚数はどうしても今まで好きになれなかったが、ラプラス変換の所を読んで複素数が実数のいろいろな部分を繋ぐ橋渡し的な役割を持つ事を感じ、その奥深さに改めて感心した次第である。
・その他、フーリエ級数の応用例でシンセサイザーの原理が軽く説明されているが、簡潔にかつ興味を持たせるような素晴らしい文章だと思った。

と言う事で、読みやすくて分かりやすい説明ではあるが、中身を読み通すのにはそれなりの覚悟が必要な、オイラーの公式と同じく数学の美しさを反映した奇麗な書籍だと思った。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2010 | Main | June 2010 »