« March 2009 | Main | May 2009 »

Private Eyesの意味

Private EyesというとHall & Oatesの懐かしの名曲だ。

4/24のNHK実践ビジネス英語でこれが話題になっていたが、元々はPrivate Investigatorの意味で、その"i"が口語では”Eye”になったそうだ。

曲が出てから25年くらい経つと思うが、初めて分かった事実である。
何気に聞いている曲、言葉の意味を考えるのも興味深い。

Private Eyes, They're watching you. They see your every move.

| | Comments (0) | TrackBack (0)

経済物理学の重要性

4/23の日経新聞の経済教室欄に高安秀樹氏の経済物理学の記事が載っていた。

内容は、今の金融危機は容易に予想できた、こうなったのも理論だけで現実性の無い経済学(金融工学)が原因だ、だから大量のデータを元に科学的な分析を行う経済物理学が重要になる、といういつもの主張である。

経済学(金融工学)に対する批判、攻撃的な態度は相変わらずだが、今回の記事は今の金融危機を引き合いにそのように主張している所に説得力がある。

でも経済学は理想のモデルを元に理論展開しているのが大前提であるので、それはそれで認めるとして、要は「実践の部分」と「理論と実践の間を埋める部分」が無かったのが物理学者から見ると違和感を覚えるのだろう。

そして記事の最後に書かれている通り、経済物理学の手法が今の金融危機を解決の方向に導けるならば、その時世間一般にも受け入れられるのだろう。

経済物理学もあとは「実践」で存在価値を示すチャンスが来たのだと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

『フェルマーの最終定理』

サイモン・シン著の約500ページの大作。自分は数学科出身だがどちらかというと今まで食わず嫌いな感じで読みそびれていた。しかし本屋で相変わらず平積みされているのを見て、ある時に衝動的に購入した。

・内容はフェルマーの最終定理が解決されるまでの300年に渡る壮大な歴史ドキュメントであるが、数学の美しさと相まって1ページ1ページがとても美しく感じた。本当にページをめくって読み進めるのがとても楽しい作品だった。こんな作品は文学書でもなかなか経験した事のない感触だ。
・とはいえ一部、ガロアの経歴の所は少し冗長に感じたが、本当に無駄の無い構成だと思う。
・「谷山=志村予想」から50年。日本人がフェルマーの最終定理の解決に関係していた事も純粋に嬉しいし、同じ時期に自分が生きている事も嬉しく感じた。もちろんそれはフェルマーの最終定理が解決されたのと同じ時期に自分が立ち会う事ができたのもそうだ。これもこの作品を読んでわくわくする所の一因だろう。
・「文系にも分かる数学」という書籍は巷にあふれているが、本書だけは本当に文系の人でも十分に楽しめるし、自信を持ってお勧めできると思う。

フェルマーの最終定理は1993年に解決されたが、本当にフェルマー自身は解決していたのだろうか?まだまだ謎は尽きない。
そしてもっと根本的に考えると、このような数学の持つ美しさと言うのは誰が作ったのだろうか?

これらをこのblogに書くには余白が狭すぎるのでここに記すことはできない。

フェルマーの最終定理

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« March 2009 | Main | May 2009 »