« Stones Spain 2公演キャンセル | Main | 『鏡の法則』 »

『ビートルズ大学』

今年はBeatles来日40周年と言う事で、色々な雑誌(レコード・コレクターズ、大人のロック、月刊Playboy等)で特集が組まれていた。その中でレココレに載っていた宮永正隆氏の記事が興味深く、その時に『ビートルズ大学』というイベント、Webサイトがある事を知った。この書籍は宮永氏のBeatles、After 4Bに関する出来事の検証本である。

・ED' Sullivan ShowでBeatlesが演奏した選曲に関する「Paulの野望説」の考察が面白い。確かにTill There Was Youを何故わざわざ演奏したのか前から気にはなっていた。なるほど、当時はPaul & His Bandだったのか。
・Beatles来日40周年の検証が一番興味深かった。この部分はレココレの加筆だが、羽田空港に着いた時の写真で、Brianの後ろで身を乗り出した姿が映っている(この本には載っていないが)、Beatlesと同乗して当時としては珍しい海外出張から帰国した日本人のインタビューも読みたかった(この人についてはそれまではJALかプロモータ関係者だと思っていたが、何年か前の朝日新聞夕刊一面の特集記事に少し載っていた事があって、それで初めて一般の乗客だと知った)。また星加ルミ子氏の証言も当事者だけに重みがあって引き込まれる。そして伝説のJohnのシェーのポーズの写真を久々に見れて嬉しかった。
・同じ星加氏のネタであるが、1967年のインタビュー時にちょうどFool On The Hillをレコーディングしていたそうだが、その時のリハ風景を録音してそれを日本に帰ってから自分のラジオ番組で流したそうだ。要は正式発表前の音源が世界で初めて公共放送で流れたわけで、今となってはちょっと信じられない。またこの時の番組をリスナーが録音していて、その音源がブートとして"RUMITAPE(ルミ・テープ)"として出ているらしい。今度探してみたい。またインタビュー当日Abbey Road Studioのスタジオ内で日本人か中国人かわからない女性に会ったそうだが、それが後からYokoさんとわかって、あの時写真を撮っておけばよかったと思ったらしい。
・そう言えばPaulの1975年来日公演中止、1980年は成田で麻薬で逮捕、強制退去と言う出来事もあったねえ。今考えてもあの1980年の麻薬持ち込みは何だったのだろう?まさか日本を甘く見ていた?やはり誰かの陰謀?でも当時のワイドショーであの梨本氏が強制退去されるPaulにマイクを向けて「何か一言、歌を」と言ったらしい。梨本氏だからどうのこうのというのではなく、我が国の芸能レポーターの方々があの天下のPaul様を日本の芸能人と同じように扱っているのが今となっては滑稽だ。
・"Starting Over"の最後の部分のエフェクトは「次は立川、立川です」という中央線の車掌さんの声らしい。初めて知ったが今聞いてもやはり自分にはそのようには聞こえなかった...

久々にBeatles本を買ったが、この本は著者の主観、想像の部分があるにせよ、なかなか読みごたえがあり面白く、読み終わった後にBeatles & After 4Bを聴きたくなる素晴らしい本だ。

ビートルズ大学

|

« Stones Spain 2公演キャンセル | Main | 『鏡の法則』 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/943/11486011

Listed below are links to weblogs that reference 『ビートルズ大学』:

« Stones Spain 2公演キャンセル | Main | 『鏡の法則』 »